見近島でラーツー

クロスカブで見近島にラーツーに!

タイヤも交換し、ラーツーでも行くか!と思い立ち、行く場所は少し遠いけど見近島にしよう

しかし、朝早くて腹が減ってる。吉野家でいつものやつを食べてから、出発!
東へ。いの町を過ぎて山に差し掛かり、しばらく山道を3rdと4thを切り替えながら登っていく。

沈下橋


いの町は和紙の名産地。全国的にも有名だと思う。
三大和紙の名産地には外れたが、あれはなんかおかしいな。
美濃紙は、昔NTTが電電公社だった頃、図面はすべて美濃紙にトレースして提出することになっていた。
業者は信用せず、普通紙だと改ざんするかもしれないから、美濃紙なら一度書いたものは修正できない。それに折りたたんでも折り目から破れることが無い・・など。
ちょっとのミスで修正できずに一から書き直したことを忘れないな~。
あの頃には”天皇”と呼ばれた人や団体が多かったからな~。

それは別にして、高知には沈下橋が多いような気もする。
出水時には越流することを前提。欄干などあれば出水時に壊れるので欄干もなし。
沈下橋から子供が飛び込むところが風物詩。

水曜どうでしょう

登りの途中には片側通行規制の箇所がある。
カブに乗っていて、規制信号があると、必然的に、ごー、よん、さん、にー、いち、と叫んでしまう。
バイクのトップケースに”水曜どうでしょう”のシールを貼ろうと思ったものである。

寒風山トンネル

そうこうしていると、寒風山トンネルの分かれ道に来る。右へ山道を登っていくと暫く上がったところに旧道の寒風山トンネルが現れる。

バイク野郎の聖地UFOラインの入り口もこの旧寒風山トンネルからである。
昔は、みんなこの道をくねくねと登って行ったものである。
UFOラインと同様に時間によっては西条側から霧が旧寒風山トンネルの中を這いあがってくる。
切りっぱなしの照明もないトンネルに霧が充満すると全く見えず、当たるまで進むという怖い思いを何回もしたものである。

奥に見えるのが新(といっても数十年前)の寒風山トンネル。

高知側からトンネルを見るとすぐに下っている。この下りは西条側出口まで続く。
数十年前、この坑内で仕事をしたことがある。
トンネルはズリの搬出、湧水の排水などの問題から上り勾配で掘り進める。
そのときも西条側から結構きつい上りを切羽まで歩いたことを覚えている。

右側にある小さいトンネルは先進導坑として掘られた作業坑で現在は避難用の通路として利用されている。

 

西条側に抜けると暫くして加茂川沿いに走る、時期には桜並木となり、河川敷では芋煮会なども開催される。
愛媛の人は芋煮会が好きなようだ。

しまなみ海道

やっとしまなみ海道へ届く。

国道からしまなみ海道の側道への入り口。

見近島

歩行者、自転車、原付バイクしか通れない。見近島はこの側道からしか降りられないので、見近島にあるキャンプ場は原付バイク乗りの聖地となっている。

管理人が居なくて無料キャンプ場である。
しかし、水場やトイレも完備されている。芝生もきれいに整備されていて感謝である。
使った後はきれいに片付けをして帰りたいものである。

キャンプ場の前は浜。
小さいけれど砂浜がある。茶色い色をしているから真砂かな?
前が海だと、夏でもそれほど気温は上がらないだろうし、夜中中ザー、ザーとさざ波の音がするんだろう。
今度はキャンプで来よう。

ラーツー

ということなのでSOTOのガスコンロでラーメンを作る。

外で食べると何でもおいしく感じる。
ゴミを出さないように、汁までおいしく頂きました。
ごちそうさま。

帰路

12時半ころから帰途につく。
コースは逆コースを辿る。
側道は橋の上だけなので、アバットからはすぐ島に下ろされる。

場合によっては、降りてから島を海岸沿いにグルッと回ることもある。

島内を含むしまなみ海道には道路脇に青い線が表示され自転車道であることをしめしてあり、迷う心配は少ない。

自動車に乗っている人には迷惑かもしれない。現に片側2車線にトンネルが準備されているのに自動車にはトンネル一本で片側1車線というところもある。
本来なら片側2車線なのにと思う向きも居られるかもしれないが、歩行者や自転車を受け入れた多様性は実にしまなみ海道を好ましいものにしていると思う。
小さい子供や女性が混じって橋や島を巡っているのを見ると、自動車が多少時間がかかっても、こんなに大勢のひとに愛されている高速道路はないのではと思う。

大島側から来島海峡大橋を望む。
真ん中に見える、クルクル回るところを原付は高速道路に上がっていく。

この来島海峡は、時間によるのだろうが非常に流れが速い。川のよう、というよりそれ以上。渦を巻いて。

海峡
♪わたし昔からそうでした。北へ行こうと決めていた~♪

さ、馬鹿を言ってないで帰ろう。

 

 

 

 

 

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