関数を使おう
どんなプログラムにせよ、一連の作業をひとまとめにして関数とする。
Pythonも同様だが、その姿は全く同様ではない。
普通は関数は
void func1(int nn) { ・・・・・ return(f); }
等のように始まり'{‘と終わり’}’がある。
しかし、Pythonの関数はif文やwhile文あるいはfor文も同様で
for i in data: 処理1 処理2
ここで終わり、はじめは何となくわかるが、終わりがわからない。
ドアを開けて閉めずに行ってしまう、行儀の悪い奴、みたいな感じ。
関数も同じで、
def func(aaa): 処理1 処理2 return nn
returnがあるので、終わりといえば終わりだが、なんか尻のすわりが悪い。
だが、これが仕様だからしかたない。
後での話になるが、returnで返す戻り値の型がなんとも便利なようで、いい加減なようで・・・まったく面白い言語である。
さて、本編の最初の関数は、ファイルからデータを読んで、箱の中に入れる。
箱の容量は、6×2000とし、グローバル変数(そんな定義もないのかも)とする。
つまりデータはどこからでも見ることができるようにしておく。
import csv データファイルはCSV形式で読むのでライブラリをインポートする n = 2000 m = 6test_data = [[0]*m for i in range(n)] //データを読み込む関数 def dataload(): データの読み込み return numn numn = dataload() //データの読み込み関数を呼ぶ for i in range(numn): //読み込んだデータを表示する v1 = test_data[i] print(v1)
のようになる。defで始まる関数は、呼ばれて実行するので、どこにあっても構わない。・・・・が、Pythonの場合は、インタープリターで、いわばOne Pathだから、呼ばれる実行文より前にある必要があるのかな、調べておこう。