クロスカブでお遍路

バイクでお遍路に  1番札所~3番札所

四国+シニアとくれば容易にお遍路に結びついていきますね。

取り立てて心境の変化があったわけでは無いですが、そうだ!お遍路に行ってみよう。・・・と思い立って、ほとんど何の準備もせずに、昨晩バイクのガソリン、空気圧、カメラ位を用意して早朝出発に備え11時に就寝した。
普段宵っ張りなので、眠れる訳はなかったけど。

朝颯爽と起きて、玄関の戸を開けて・・・

ガーン!雨!

そのときは降っていなかったが、路面はしっかり濡れている。
さて、どうするか。

取りあえず、走ろう。走れるところまで走って、だめだと思ったら、帰ってこよう。レインウエア(巷ではカッパというが)も積んでいるし。
走れるか走れないかも運次第だ、と6時半頃に走り出した。
今日のお供は、愛車クロスカブ。
原付2種なので、高速は走れない、これから暫く下道でトロトロと行く。

根曳峠

しばらく走ると、根曳峠にさしかかる。
最初の登り坂が一段落した。ここへ差し掛かると、周りの空気がヒヤッとする。
冬期はここから寒さが厳しくなる。
そして、さあ、高知を離れるぞ、と気分を一新させる。

国道32号線をかなり走ってから、道案内はYahooナビ。
格安スマホをハンドルバーに固定して。ヘルメットにはBluetooth ヘッドセットを付けて。

1番札所 霊山寺

4時間くらいで、最初の1番札所、霊山寺に到着。

売店(って呼んで良いのかな)で納経帳と輪袈裟を購入して、”あのー、作法とか分からなくて・・”と言い終わらないうちに、”バスが到着しましたー!”の声とともに、ドドーッと団体客が入ってきて、私の声はかき消され、たちまち店の外に。

こんな時、おばさん強いな~。押し出されるもんね。
本堂どこ?太子堂どこ?、どうすれば良いの。
仕方ないから、誰かのまねをしよう。

のうまくさんまんだ ばざらだん ?!サンスクリット語?分からないよね。
お釈迦様を祭っている霊山寺では、のうまくさんまんだ・・を唱えるようです。
門柱にも書いてあるので、分かるのだけど、とても声を出しては言えない。

恥ずかしい、というのおかしいけど、大きな声で合唱している人のようにはとても行かない。
とくにシャイと言うわけでは無いけど・・・・いまのところ言えない。

お釈迦様、ごめんなさい。

2番札所 極楽寺

1番札所を色々後悔を残しながら後に、するとすぐに2番札所に到着。

2番目だから少し状況は分かっている。
山門から礼をしてはいり、本堂は・・・と探していると、バスが駐車場に・・急がないと。


この足型はなんだろう

急かされるように納経所へ。

3番札所 金泉寺

2番札所からは少し距離がある。大きな道路には面して無く住宅街の中にあるような感じ。
ナビがあったのでスムースに行けましたが、そうでないと分かりにくいですね。

金泉寺本堂

ここでは少しバスより先行したので、ゆっくり参拝。
山門と太師堂

境内をゆっくり移動していると、ヌヌ、お寺の境内に

なんと天満宮。
狛犬も。なんともおおらかで良いな。

納経所でゆっくり御朱印をいただき、御影をいただいた時に、前の二つも一緒に袋に入れておきますね。
私から見たら十分に若い女性。えくぼがあって。かわいかったです。
って、セクハラかな、ハラスメントではないね。

帰路

帰りは192号線~32号線を利用するが、途中から祖谷の方へ回り道をした。
谷底を見下ろすところにション便小僧の像があると云うのを前から聞いていたので。

かなりカーブの連続した悪路を、肩を入れ、尻をいれしてやっとのことで辿り着いたら、観光客で。いっぱい。
みんな、しょん便小僧を見に来ている。

こっぱずかしくて、写真なんか撮れないよな。アベック(じゃなくてカップル)とか多くて、この爺さんなにしに来た、と思われるじゃ無いか。

そこから、またよく言えばワインディングをひたすら走り32号へ。
大豊まで走ってきたとき

バイク野郎には有名な”ひばり食堂”

なぜ有名になったのか、知らないが、オープンしている時間は長蛇の列で、駐車場は大量のバイクが駐まっていることが多い。
大阪など遠くの県外からも集まってくる。

ここまでくれば、もうこちらのもの、あと一時間くらいで家へ帰る。
帰ったら、風呂に入って、呑みに行こうかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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