シニアだってバイカー
初めてではないですが、数年前からバイクに乗っています。
写真は、高知県のUFOラインという四国の背骨に沿って走る天空のスカイラインでとったものです。
お昼過ぎたあたりから瀬戸内の蒸気を含んだ風が脊梁を這い上がってきてUFOラインを越えるあたりで一面の雲海となります。
辺り一面真っ白になり道路も見えなくなり、感動と恐怖とで頬のあたりが総毛立ちます。
HONDAのゼルビス
写っているバイクは、HONDAのゼルビス。20~30年前に発売されたバイクです。
もちろんキャブ車、前後のV2気筒という今では珍しいエンジン、250cc。
セミカウルというかハーフカウルというかカウルがついているので、高速でも風が直接当たらず、楽にツーリングできます。
ツーリング
じつは、もう1台クロスカブというカブを持っている。
半分実用車。どこに行ってもその辺にすっと駐めておけるので、チョコチョコ乗る分には躊躇なくクロスカブを選ぶ。
したがって、ゼルビスは長距離のツーリングの時しか出番はない。
気がつくと数ヶ月乗っていないなんてことがよくある。
ゼルビスのカウルになにやらゼッケンが貼られているが、これはSSTRというイベントに数年前に参加したときのもの。
SSTRとはSunrise Sunset Touring Rallyの略。太平洋岸の任意の場所から朝日が昇るのと同時に出発し、石川県の千里浜に夕日が沈む前に到着する。その間指定された道の駅などでスタンプをゲットしてルート証明とするイベントである。
私は、高知県仁淀川の河口を朝5時頃出発し、主に高速を利用しながら夕方6時に千里浜に到着した。
約700kmを11時間かけて走破したことになる。
今までの最長ツーリングである。こんなことはクロスカブではできない。
危ないからやめておきなさい、という人が多い。自分でも感じる。
しかし、乗り出したら降りられないのがバイク何だな~。